報告、連絡、相談(ホウレンソウ)の2大説明ポイントとは?
☆彡報告、連絡、相談(ホウレンソウ)のコツ
◆報告は流れるような説明をせよ
同じ報告でもある人がするとスムーズなのに、
自分がすると何故か質問攻めにあう。
そんな経験ありませんか?
多くの場合、その原因は、あなたのそのたどたどしい説明にあります。
詰まりながらの説明は、自信のない印象を与え、相手を不安に陥れます。
その不安が重箱の隅をつつくような質問に変わり、
話の内容とは無関係なあらさがしをされてしまうのです。
流れるような説明をするには2つのコツがあります。
➀「森」⇒「木」⇒「枝」の順で話をする。
森=話の全体、木=話のポイント、枝=詳細な説明の順序です。
あなたが話したい事、
つまり、枝葉から話始めるのではなく、
まずは森(全体像)を話すことで相手の頭のベクトルをこちらに向け、
木(話のポイント)を説明し、
続いて枝葉(詳細説明)に入るのです。
これができると思った以上にスムーズに報告、連絡、相談(ホウレンソウ)ができます。
➁事前に、「開始のセリフ」と「説明と説明の間のセリフ」を決めて置く。
説明と説明の間のセリフというのは森と木、木と枝葉の説明をつなぐ接続詞です。
「しかし」なのか「具体的にいうと」なのか、
話の展開をスムーズにするための接続詞を事前に決めておくと、
上司やクライアントの前に立ったとしても、
論理の展開がスムーズで、
緊張せずに報告、連絡、相談(ホウレンソウ)ができます。
小さなことだと思うかもしれませんが、
こうしたことの積み重ねがあなたの印象を作ります。
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
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以上は 河野英太郎著 「たった1パーセントの仕事のコツ」より一部抜粋&加筆
“仕事の上手”に
日本古来の武道の一つに“弓道”があるが、この道の達人の域に達すると、たとえ眼かくしをして矢を放っても、ピシャリと的を射るという。
しかし、こういった名人の域に達するには一朝一夕ではとても覚つかない。一矢射るたびに必ず検討を加え、工夫を重ねていって、一歩一歩、上達していくのである。
私は“仕事”にしても、これと同じことが言えると思う。日々、みずからの仕事の成果を検討することに努めれば、必ずや“仕事の名人”とまではいかなくとも“仕事の上手”にはなれると思う。
100本の矢を射れば、少なくとも80本は的に当たるという“上手”の域にまで、おのおのの仕事を高めたい。
以上は 松下幸之助著 「一日一話」より一部抜粋&加筆