ピンチをチャンスに変える器がいい男にはある
逆境を輝きに変える男の器
人生嫌なことが一つや二つあるものです。
でもね~
そのピンチをチャンスに変える器がいい男にはあるのです。
度量という器があります。
他人の言動を受け入れる心の広さです。
受け入れたフリでもいいのです。目くじらを立てないことです。
人気者は、人を不愉快にさせるようなくだらない愚痴を言わないものです。
顔で笑って心で泣いて、笑顔の向こうに自分の信じる力を持っている男こそ、
どんな職ぎようも「人気商売」だと割り切ることができるのです。
感謝の気持ちをいつも持っていれば、自分の周りにはいい人たちが集まってきます。
人気商売だと自分を割り切るうえで大切なことは「自分を責めないこと」だと思います。
いい男は傷つき、その試練を乗り越えてきたからこそ、
人に対して柔軟になれて人気が高まるのです。
たとえお先真っ暗でも「大丈夫」って自分に言い聞かせながら、
美しくたとうとする自分に惚れることが大切です。
美しさは手のひらの中に、ほら、あなた自身がすでに持っています。
出来る男はたとえ深く傷ついても思い迷った夜が続いても、
何度も立ち上がれるのです。
自然をいっぱい吸い込んで、
櫂を失った船乗りのような人生を、波に流されながらも
日々を懸命に消化することで、人は自分の強さも弱さも好きになれるのです。
誰が悪いわけでもなく、結果オーライだと自分自身の勇気に気が付き始めます。
いい男は知っています。
何かを誰かにこぼすこともせず、すべてを飲み込んでいく強さが人気の秘訣だと…。
出来る男はダメな男だって気づかれないように、
自分でこっそり、心のメンテナンスをすることがうまいだけなのです。
メンテナンスがすんだら、なんだかとても肩の力が抜けて、
穏やかな笑顔が訪れるのです。
それは、だれがもたらしたものでもなければ、
高級ブティックで売っているものでもありません。
誰でも自分の心の中に持っている、
なかなかうまく開かない宝石箱の蓋を、
そっと開くことです。
そこには必ず素敵な笑顔がありますから。
男はつらいよ♪~
以上は ますい志保著 「いい男の条件」より一部抜粋&加筆